〆 〆
きさ: ミミズでも何万匹集まったら、意思もつんよ。
つる: ひぇぇ!!(鳥肌)
…そ、そうなんですか?
きさ: そんなん、ミミズが何億匹と、どぉぉお!ってきたら、
押し寄せてくるやん?
それを「意思」って言うてるねん。
つる: 彼等は彼等の好む方向…たとえば
ご飯のあるところだとか暖かいところだとか、に行きますよね。
それを「意思」と言います?
きさ: うん。意思をもって動いとるねん。
「お化け」になるのは、そんな状態。
つる: ぉぉお~~~(頷)
きさ: ん~と…『もののけ姫』の…
乙事主が、なんかいっぱいでてくるやん?
つる: あ~、ちっちゃい、くろい、むにょむにょした…ヒルみたいなの。
きさ: あれは、そのマイナスの…
まぁいうたら「恨み節の霊体」を沢山背負うたら、
それは「集団の意思」になるねん。それが「乙事主」になるねん。
ほんで攻めてくるねん。
防ぐには結界はるしかないねん。
つる: ………うぁ~~~………
今めっちゃ鳥肌たってるんですけども(腕すりすり)
………へぇ~……
………その違い、っていうのがなかなか…
明確に、今までは表にだしてませんでしたよね。
きさ: うん。
気にすべき時代じゃなかったからね。
つる: 「今」はもう………(頷)
きさ: 個人的に気にすべき人がおって、
気にすべき人は、訊いてくるし、結界を作ってるやろね?
つる: ああ…成る程。
(続く)
〆 〆