Ge3が「石けんのつくりかた」を上に訊くにあたり、
新しく判明したことがあります。
それは石けんにも「○○用」があるということです。
これは、とっても大事な要素であるにも関わらず
今まで誰も気にもとめなかったことです。
一般に、石けんを使って人の洗髪をすると、
髪がごわごわになってしまうことが多いとよく言われます。
その理油は、必要な油分も洗い流してしまうからだと思われていましたが、
Ge3が探索してみると、
市販のほとんどの石けんは、
大型動物用の石けんであることが判りました。
それも象以上の大きな動物用です。
象の毛をご存知でしょうか?
とても剛健で、爪楊枝のような太い毛です。
象なら、同じ石けんを使っても「ごわごわになる」とは感じないでしょう。
小型動物用の石けんとしては、
犬・猫・兎・フェレット・ハムスター等の
「50kg以下の動物用」が該当するのだそうです。
※(猫絵:ヤギ・羊・馬・牛にはちょっと向きません。)
なぜ大型動物用や小型動物用とわかれてしまうのか?
それはそれぞれのタンパク質(汚れ)のサイズの差だろうと推測します。
「タンパク質」とはそもそも、
アミノ酸が多数連結してできた高分子化合物です。
その組成構造やサイズは
おなじ「タンパク質」で括られていても
数え切れないくらい多くの種類があります。
象の毛につくタンパク質(汚れ)と、
人間の髪の毛につくタンパク質(汚れ)のサイズが違うように、
それぞれのタンパク質のサイズに見合った石けんクラスターがあるので、
大型動物用と小型動物用、
等と分別されるのでしょう。
そんなわけで、
洗う対象にあった石けんを作るために
Ge3は適切な材料と配合を選択しています。