Ge3の石けんは生きものです

 Ge3の石けん作りは醸造に似ています。

 

最高の材料を最高の方法で、
時間を掛けてじっくりと作るのがGe3の石けんです。

材料も作り方も最高となると、
工業的な製法からは離れる傾向が強く(つまり、今のところ手作りです)、
でき上がったモノは同じく高品質でも、
それぞれ異なる個性を放ちます。

方向性や高品質という意味では同じものですが、
作るたびに個性の違う、
面白い石けんが出来上がります。

「今年のワインの出来は酸味があって甘味もまろやかで…」と、
毎年ワインの出来が語られるのと同じように、Ge3の石けんにも
「今回の石鹸は…」
と説明したい程の個性がロット毎にあります。

 


 

 

Ge3石けんのなかでも特に素晴らしい
「貴腐シモン」と呼ばれる石けんの特徴は、 

油脂の特に優しく柔らかい部分が
上部に集まって保護膜を作り、
見かけがまるでカマンベール・チーズのような石けんになります。

上部の保護膜はグリセリン脂肪分が結晶化したもので洗浄力は殆どないかわりに、
完全無添加のGe3石けんの酸化と乾燥を防ぎ、
カビなどの繁殖を防いでくれています。

 

 

 

貴腐シモンの使い始めは、
スポンジで保護膜を拭い取ってください。
そして、その下の石けん部分によく擦りつけてから泡立ててください。
 

 

さて、次のGe3石けんはどんな個性がでるでしょうか…