フウチするときに陥りやすい罠2

\  誰に繋がって、尋ねてる?  /

 

きさ:なんでそういうことに気がついたか、っていうと、
   自分でフウチして計ってる…@さん…
   その人の結果が、正確じゃないねん。
   でも、本人は正確やと思ってるねん。
   …これは「慢心」やねんな。

 

つる:ふむ。
   「これ、合ってるかなぁ?」っていうのが無いんですね。

 

きさ:うん。
   「フウチで計れる」ことには、自信持って欲しいねんけど…

 

つる:「フウチで計った結果」に、慢心しないで欲しい?

 

きさ:そう。
   「慢心」とか「過信」に
   エネルギーを注いでるのは「自信」やねんけど、
   そいつらが大きくなって重くなりすぎると、
   今度は「自信」が揺らぐねん。
   小さくなるねん。

 

つる:ああ…(頷)

 

きさ:ほんで、@さんは、自信が無い時には
   他の人に確認をするねんけど、
   問題はその相手やねん。

 

つる:相手?

 

きさ:その確認する相手は、
   どこと繋がって情報を得てる?

   それを知っとくのも、正しい情報を得る為に、重要なポイントやねん。

 

つる:ああ…確認をお願いする相手さんが、
   自分の望むところと繋がってるかどうか、ですか。

   いつでも、大事ですよね。
   「上」に訊く時でも、
   フウチで調べた情報の追試を
   誰かにお願いする時でも。

 

きさ:自分で尋ねるときも、
   他人に尋ねてもらって確認するときも、

   誰に繋がって尋ねてるのか。
   変なトコと繋がってないか。

   そこんとこ、ちゃんとしとかんと。

 

つる:………これは…興味深い………
   ………すっごく大事な話しですね~…

 

きさ:でしょ?

 

つる:「慢心・過信・盲信」のあたりも、
   ああそれ!それよそれ!ってかんじで
   ばっしばし膝を打つくらいです(苦笑)

 

きさ:フウチするときには、
   そこいらへんに、陥りやすいポイントがあるよ。

 

つる:まず、フウチを「するか、しないか」があって
   その次に「できるか、できないか」になって、
   できるようになった人は
   「フウチで調べた結果が、全てあっている」
   になりがちなんですよね。

   調べた結果が、どれくらいの割合であっていて
   どれくらいの割合であっていないか、
   確認しないと。

   もし、あっていないとしたら、
   何があっていない原因なのか
   調べること、大事ですよね。

   質問や、考え方とか、
   どの要素がどれくらい適当でなかったのか
   修正するだけで済むのか
   足りない要素があるのか…

   そこを考えるのを、
   はしょっちゃう人が多い気がします。

 

きさ:うん。

 

つる:なんで確認しないんでしょう?
   「これであってますか?」
   って誰かに確認したらいいだけですよね。

 

きさ:確認せずに、がーっ!と行っちゃったら、怖いよ。

 

つる:その誰か、が周囲に…いないんですかね?
   もちろん確認する相手が、
   「ちゃんとしたところに繋がってる」のが前提ですけども。

 

きさ:そのために、BBSセミナーがあるんやけどね。

 

 

つる:みんなで確認できる「場」ですよね。

   沢山の人の意見を貰えると、
   自分の偏った考え方にある穴が
   埋めることができそうです。

 

きさ:うん、だからどんどん利用したらええと思うねん。

 

つる:色んな視点があると、
   自分だけじゃ見えなかったモノが、
   いつだって見えてきますもんね。
   三人寄れば文殊の知恵…ですかね?

 

きさ:いつだって、視野の狭さを自覚してたほうが、ええね。
   ほんで、足りんとこは補えばええねん。

   狭いとこから抜け出て、
   より広い視点でものを見た時に
   分かることが多いから。

   ちまこい世界の、
   重箱の隅ばっかりつついてても、
   しゃぁないやん?

 

つる:確認せずに、もっともっと、って調べていって
   盲目的になっちゃうのは…

   人に話したくないことを調べてるから?
   素直に話すのに抵抗があるから?

   …まぁ、調べるのは面白いですからね。
   いろんなことが「わかる」のは、
   とても、とても面白いので、
   エネルギーの足りる限り、
   どんどん調べたくなる気持ちはわかります(苦笑)

 

きさ:問題は、その後、やね。

 

つる:「わかったつもり」がやばい?

 

きさ:短絡思考に陥るのは、やばいね。

 

 

(「フウチするときに陥りやすい罠3」に続く)