きさ:BBSで前に「霊感のある人」に関しての書き込みがあったけど、
あれでわかった?
通じた?
つる:はい。少なくとも私には。
きさ:悪い意味じゃなくてね、
霊能者の人は「病気」やと思ってるねん。
ほんまやったら、頭がこう、
頭蓋骨で全部塞がってるとしたら、
それのどこかが割れてるから「見える」「聞こえる」。
つまり「欠損がある」と、僕は思てるねん。
つる:ふむ。
きさ:修行かなにかでそれが「できる」ようになった人…
…修行僧の人とかは、
辻褄が合うことと、合わんことが分かると思うねん。
…せやけど、修行もせんのにそれが「できる」ひとには、
「誰が」「聞かせて」「見せてる」のか、わからへん。
見分けがつかへんと思う。
そしたら、騙されてるかどうかも、わからへんやん?
つる:…ふむむ。
きさ:…霊能者の人達の多くは、その「才能」を使って、
色んなものが見えて、色んな事をするんよね。
憑きモノを祓ったりとか。
でも、色んな事をしてるうちに、汚れてくるねん。
汚れてくるのは、分かるねん。
だけど、その汚れを自分で取ることはできひんねん。
つる:………ふむ。
きさ:僕は、憑いたモノがとれるんやったら、
その汚れもとれると思うねんけど。
………どうも、とれる人が少ないみたいやね。
つる:ふ~~~む…。
きさ:それは、僕たちがフウチをずっとやってた連中…
…10人や20人が居るねんけど、
そいつらは平気でフウチ使って、
ついた汚れをとるねん。
…で、霊能力者の人達は、
大枚はたいて年に何回か飛行機に乗って
わざわざ「汚れ」を取りに行くねん。
ぼくらが
「なんでそんな遠いトコに行くの?とれるで、ホラ」
って目の前でとってみせたら、
びぃっっっくりしよるねん。
…その、びっくりするのが、霊能者の人達やと思うねん。
全然武装してないわけ。
本人に悪意があるなし別にして「欠損」やと思う。
そういう意味では、
とても「見えてヨカッタね」なんて言えない。
つる:よく「幸いなことに、見えなくてよかったね」って
きささん、言うてはりますね。
きさ:うん。
「見えてエエね」なんて言うひとおるけど、
「何が」見えてるかもわからへんし、
「どこに」繋がってるかもわからへんし、
言うことを聞く必要ないし、
羨ましがる必要もないとおもうけどね。
つる:悩まされてるひとが多いから、
そういう人は、防御した方がいいですね。
きさ:そう。
見えても、感じても、
そこが壊れてるか、弱いってことだから。
弱いって事は、守らないと。
つる:「アンカーをしっかり置く」ということを念頭に置いてると、
そういうことに惑わされるのが少なくなりそうですね。
騙されそうになっても、気づけるような気がします。
(「考えていること/考えたいこと」に続く)