〆 〆
つる: …減容のはなしを、まとめると…
きさ: 例えば、ここにゴミ箱があります。
容量が限られています。
一分間に100個しか、燃えません。
つる: (頷)
きさ: それは、僕のゴミ箱の能力やねん。
アンタのゴミ箱の能力も、そんなもんやねん。
100しかよう燃やさへんねん。
つる: ゴミ箱、且つ、焼却炉ですよね。
きさ: そう。
で、それは200のゴミが来ても処理できひんねん。
つる: (頷)
きさ: …で実際に来るゴミ、っていうのは200も400もあるわけやん?
つる: はい。
きさ: そんななかで、自分のゴミ箱を最大限にどうやって使う?
…要らんモンは燃やさへんこっちゃ。
水気の多いモンははじく、とか。
つる: 生ゴミはいれない、とか?
きさ: うん。アルミとか金属のゴミは入れるな、って怒るわけ。
そうしたら、どんどん燃やすゴミが減ってくるやン?
分別して横においてあるゴミは
「そんなん知らん」って無視していったらええねん。
勝手に流れていくから。
つる: エネルギーかつ情報だから。(苦笑)
きさ: 僕らが「処理」せんでも勝手にどっか流れていっちゃうねん。
つる: (頷)
きさ: で、そうやって分別していったら
僕らが処理せなアカンのはどんどん減るやん、
無駄な仕事をゴミ箱にさせずに済むから、
ゴミ箱の能力が、必要なところに100使えるよ、っていう意味。
つる: ゴミを選別して、
燃やせるゴミだけにしたら、
もっと沢山のゴミを燃やせますよ、ってことですね。
きさ: うん。
〆 〆