(2からの続き)
つる:…NHK教育が、Eテレに変更になったのって最近でしょう?
その訳をよく考えるんですけど、
例えば…いつかNHKから独立したいのかなぁ?とか、
あるいは、教材とかテキストで稼ぐ分がEテレは多いから
会計を別にしたいのかなぁ、とか
いろんなこと考えちゃいますね(苦笑)
きさ:…Eテレは、おもろいわ、ほんま。
みんな見とるとおもうけど、
「おもろいで〜」ってあんまり聞かへんな?
つる:みんな見てるけど、電車の中で同僚と
「昨日の2355見た?」って
話題にするレベルですよね…。
…もっと先、もっと向こうを
作ってる人は掴まえていらっしゃると思うんですけどね…。
きさ:うん(頷)
つる:NHK教育…で、
「教育」っていうことを
ほんとうにちゃんと向き合って考えた人…
ほんとうに「大事なところ」って草の根じゃないですか?
ひとりひとりが「あっ」って思う、とか
ひとりひとりが「あっ」って思ったことについて考えてみる、とか
「あっ」って気づいたことを繋いで1つの情報にしてみる、とか。
…そういう方向を分かっていらっしゃる人達なんだと
私は見てて思うんですけどね。
だからEテレの番組見て「巧い!」ってよく唸ってます(苦笑)
きさ:うん(頷)そこんとこ、注目やな。
つる:色んな事で…
「どうやったら他人とうまくやっていけるんだろう?」
っていうことを考えるじゃないですか?
色んな場所で何かを話そうとした時に
「気づくか、気づかないか」っていうのは
全ての場所に置いて言えるボーダーラインなんですよね。
気づくためにはまず、
「あっちに行きたい」とか「ああなりたい」とかいう
意思というか方向性が必要なんですけども…
その「気づき」ってどういう瞬間に起こるのかな?
ということを考えてみると…
まぁ、本人の準備が整った時にしか
気づけないものなんですよね(苦笑)
あっちに行きたい、っていう方向性と意思があって
そのことについて考える体力と
周囲を見ることが出来る視野の広さの上で
周りが見たいな〜と思って沢山の情報を収集して
その情報がある一定のラインに達したときに
「あっ」って気づくんですけど…
その「あっ」って気づくのって
やっぱりなんていうか…、慣れ、が必要なんですよね。
きさ:うん。
つる:気づきやすいひとと気づきにくい人が居るのは
何でかっていうと…
その、訓練というか…ができてない。
慣れてないわけです。
きさ:ふむ。
つる:…で、その「あっ」って沢山気づけるのを
「楽しい」とドッキングさせたのが
Eテレ番組の2355だったりするなぁ、って。
「なんちゅう(凄い)事してくれとンねん!」
って嬉しくなって観てるんですけど(爆笑)
きさ:子どもに興味持たせる手法を掴んだ上で
何かを発信しようとしてる気がするね。
つる:(頷)(頷)(頷)
きさ:…で、その子どもに番組を見せるテクニックを
使ってるんやと思う、あれは。
つる:とっ………ってもキャッチーで、
とっ………ってもインパクトがあって、
且つ、基本的に「何かわからんけど、楽しい」。
この「何かわからんけど」もミソですねぇ〜♪(*´艸`)
楽しい、とか、気持ちいい、とかはやっぱり
進む為の、起爆剤ていうか、
燃料ですよねぇ。
(続く)